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主な診療内容

外傷、リウマチ・関節外科、手の外科

- 骨粗鬆症(骨粗しょう症)あなたの骨は健康ですか? -

最近テレビや新聞などでよく耳にする整形外科の病気に骨粗しょう症があります。骨粗しょう症は、写真のように元気な骨がスカスカになってしまう病気です。

正常な背骨の断面

骨粗しょう症の背骨断面

コントロールデータ

昔から、高齢になると背が縮んだり背中が曲がったりするものだと言われています。しかしながらこれだけではすみません。スカスカになった骨はとても脆くなってしまうため、少し重いものを持ったりちょっと躓いたりしただけで骨折してしまい易くなります。

骨折が原因で寝たきりになる人が年々増えており、最近では最近では寝たきりの方のうち10%以上の方が骨折が原因によるものと報告されています。

最近の調査で、骨粗鬆が多い女性10万人が1年間にどれほど骨折しているかを年代別に代表的な骨折(脊椎骨折や大腿骨頚部骨折)の頻度で見てみますと

  1. 脊椎骨折(入院やコルセット治療が必要となるが多い骨折)
    70歳代では約4000名、80歳代では約8400名
  2. 大腿骨頚部骨折(歩けなくなるため手術が必要となる骨折)
    80歳代前半では約1200名、80歳代後半では約2000名と増加し90歳代では約3000名にもなっていると報告されています。

このように高齢になるに従い大変な骨折が多くなっていることがわかります。したがって若いうちからの予防や治療が大切です。

高齢になるにつれて骨粗鬆症は多くなりますので、「自分の骨はだいじょうぶ」と思わずにまずは骨の健康チェックを心がけてください。

最近では骨粗鬆症をしっかり治療することで骨折の発生率を半分に出来るといわれていますので、他の病気と同じように早期発見・早期治療が大切です。

DEXA(全身型骨密度測定器)

当院の骨密度検査は、最新式の検査法(DEXA法)です。
全身型骨密度測定器(米国ホロジック社Discovery)を導入しており腰椎・大腿骨等の骨密度測定が10分~20分程度の測定時間で正確なデータを得ることができます。
痛みも無く骨粗鬆症の診断、治療効果の判定が正確に可能です。

受付時間

月曜日 :午前 9:00 〜 午前 12:00 午後 2:00 〜 午後 5:30
火曜日 :午前 9:00 〜 午前 12:00 午後 2:00 〜 午後 5:30
水曜日 :午前 9:00 〜 午前 12:00 午後 2:00 〜 午後 5:30
木曜日 :午前 9:00 〜 午前 12:00 午後 2:00 〜 午後 5:30
金曜日 :午前 9:00 〜 午前 12:00 午後 2:00 〜 午後 5:30
土曜日 :午前 9:00 〜 午前 12:00

休診日 / 日・祝祭日

※急を要する手術等により休診になる場合があります。手術終了次第、外来診察開始となります。

外来診察表

外来診察予定表

※診療予定ですので、お知らせ無しで変更になる場合もあります。

※ご不明な点は受付にお問い合わせください。

※お電話でのお問い合わせは、TEL. 093-612-3100 まで。

物療室

温熱・電気・牽引療法を単独もしくは併用することで筋肉・関節・神経等の「痛み」をやわらげます。特に当院では「マッサージ」を主体とし、これは疲労、ストレスを取りのぞき、心身をリフレッシュさせる効果は大です。

16列マルチスライスCT

最新のマルチスライスCTでより安全な精密検査が受けられます。

従来よりも検査時間が大幅に短縮されました。

当院では、最新のマルチスライスCTスキャナを設置しております。 この検査では、患者様が寝台に横になるだけで、苦痛なく頭部や胸部・腹部の断層像(輪切り)が鮮明に撮れます。 とくに、らせん状に連続してデータを収集することができ(ヘリカルスキャン)従来の装置より広範囲の検査が行え、 脳出血・脳梗塞・脳腫瘍・頭部外傷から胸部疾患および腹部臓器(肝・胆・膵・腎・膀胱・その他)疾患にいたるまで、 全身の診断が可能です。
また、「量子フィルタ」の採用で線量は約40%低減され低被爆を実現しました。撮影時間は大幅に短縮され、患者様にやさしい検査となっております。くわしい検査内容は、医師へお気軽にお尋ねください。

手VR(骨描出)

手VR(軟部描出)

手VR(皮膚面描出)

肝動脈CTA(MIP)

肝動脈CTA(VR)

肺VR

腰椎VR

膝関節VR

胸腹部VR

大動脈3D-CTA
(胸部大動脈瘤、腹部大動脈瘤 例)

MRI(磁気共鳴画像)装置

2022年2月にMRI装置を更新いたしました。
1.5TのMIR装置(富士フイルムヘルスケア株式会社製「MRイメージング装置 ECHELON Smart」)を導入し、以前よりも短い時間で高画質の撮像が可能になりました。

MRIは体内の断面像を縦、横、ナナメから人体に悪影響を与えずに見ることが出来る装置です。わずかな病変も見逃さない鮮明な画像は腫瘍などの早期発見や健診に威力を発揮します。薬品を全く用いずに血管撮影等が出来るので、患者さんは動かずに横になるだけで苦 痛なく精密検査が受けられます。

検査をご希望される方は医師へお気軽におたずね下さい。

MRA
頭部

T1強調像 / T2強調像 / FLAIR像 / T2*強調像
頭部

T2強調像 / T2*強調像 / プロトン密度強調像

担当医師

  • 元嶋 尉士(資格等:整形外科専門医)
  • 善家 雄吉(産業医科大学病院)
  • 佐藤 直人(産業医科大学病院)
  • 濱田 大志(産業医科大学病院)